小島隆一は、今話題のデンタルオフィスXの歯科詐欺事件の中心人物として注目を集めている。
「歯科矯正のモニター治療に応募すれば、実質無料で歯科矯正治療が受けられる」という謳い文句に乗って多額の初期治療費を支払ったまま、結局モニター報酬も払われず、治療も中断されてしまった患者が多発した。
被害者による集団訴訟に発展したことで、運営会社であるグランシールドの中村佳敬にも注目が集まっている。しかしながら、おそらくこの事件の真相は中村佳敬ではなく、小島隆一が握っている。
今回の記事では、小島隆一の経歴や、デンタルオフィスx歯科詐欺事件の真相について迫っていきたい。
小島隆一の経歴は?
小島隆一の経歴については謎に包まれているが、デンタルオフィスxの資料に記載があった。
明治学院大学の経済学部経済学科を卒業したのち、横浜市消防局に勤務し、株式会社Eartherを設立し代表に着任。
医療系コンサルティング事業の展開を行なっていた実績があるという。
今回の騒動で運営会社社長の中村佳敬や、歯科医師の伊藤剛秀はメディアに顔を出して対応しているのに対し、小島隆一は表立って発言をしていない。
デンタルオフィスx歯科詐欺事件の真相とは?
デンタルオフィスxは、これまでの営業で20億円近い売り上げを出しているようだ。
しかしそのほとんどお金が消えてしまったという。問題はそのお金がどこに消えたかだ。
20億円を集め、数年間店舗を借りて少なくないスタッフを雇っていたはずなので、3億ほどはスタッフの人件費に消えるだろう。また、いくらかはモニター報酬として支払われていた形跡もあるようだ。
証言として出てきているのは「4〜5億円は伊藤剛秀に渡っている」「小島隆一が毎月2000万円ほどキャバクラで散財していた」というもの。
中村佳敬のテレビ取材によれば、小島隆一の経営する関連会社の帳簿が出てきていないため、そこで不透明な資金流失があったことは間違いないと言えるだろう。
小島隆一の経営するEartherでは、モニターの顧客管理を行なっていたという。つまりはモニターが支払った頭金もここで受領していたはずだ。
不可解なことは、運営会社であるグランシールドがこのEartherに投資していたというのだ。これを持って中村佳敬は「自分も損失を被った」と主張する。
だが、そもそも運営会社が顧客管理のために関連会社を使うというのも不可解であるし、さらにはその会社に投資をするというのもおかしい。
おそらく、中村と小島がグルになり、Eartherを隠れ蓑にして資金を流失させたと見るのが正しいだろう。
伊藤歯科医師にもマウスピース代としてはあまりにも高額な資金が渡っていたという。
夜の店に使い込んだというのも不可解だ。一部では夜の店はマネーロンダリングに使われるケースもある。
3者ともに罪をなすりつけあっている様に見えるが、世間の目は誤魔化せない。
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